コレクション: 上村 松篁 / Shoko Uemura
現代「花鳥画」の最高峰と言われる。特に鳥の写生には強いこだわりを持っており、「鳥の生活を理解しなければ、鳥は描けない」と言い、鳥の観察のためにインドやオーストラリア、東南アジア等を旅行した。また、奈良市郊外の自身のアトリエの敷地にも大規模な禽舎(鳥小屋)を設け、1,000羽を超える鳥を飼って生涯観察を続けていた。
1902年 京都市に生まれる。 本名信太郎。母は閨秀画家上村松園。
1930年 京都市立絵画専門学校研究科を修了する。
1972年 京都市の文化功労者として顕彰される。
1973年 京都府より美術工芸功労者顕彰。勲三等端宝章を受章。
1984年 京都市名誉市民となる。文化勲章を受章する。
2001年 逝去。