Collections

  • レスリー・セイヤー/Leslie Sayour

    アメリカ・カリフォルニア在住の女流画家。「花の画家」として色とりどりの美しい花はその場の雰囲気を明るくしてくれます。 『幸せでないと描けない』とご本人が言うぐらい彼女の作品は心を大変豊かにしてくれます。 

  • ロッカクアヤコ / Rokkaku Ayako

    1982年千葉県生まれ。 2006年村上隆が主催するコンテストでスカウト賞を受賞し、脚光を浴びました。 ロッカクアヤコはダンボールやルイ・ヴィトンのバックに直接色を塗り、作品を制作します。 筆や絵の具を使わず、自身の手で描きます。 子供の頃なにも考えずに夢中で筆を走らせた時を思い出すような、無邪気でかわいい作品が魅力です。 

  • ロバート・ハインデル / Robert Heindel

    1938年-2005年。アメリカ合衆国生まれ。英国ロイヤルバレエ団、スコティッシュバレエ団、サンフランシスコバレエ団など世界の著名なバレエ団から招かれる。 躍動するダンサーの一瞬の美と、内なる感情を描き「現代のドガ」と評された。日本でも「美の巨人たち」「日曜美術館」などの美術番組で取り上げられ、公立の美術館で展覧会を開催する。 

  • 上村 松篁 / Shoko Uemura

    現代「花鳥画」の最高峰と言われる。特に鳥の写生には強いこだわりを持っており、「鳥の生活を理解しなければ、鳥は描けない」と言い、鳥の観察のためにインドやオーストラリア、東南アジア等を旅行した。また、奈良市郊外の自身のアトリエの敷地にも大規模な禽舎(鳥小屋)を設け、1,000羽を超える鳥を飼って生涯観察を続けていた。 1902年   京都市に生まれる。 本名信太郎。母は閨秀画家上村松園。 1930年   京都市立絵画専門学校研究科を修了する。 1972年   京都市の文化功労者として顕彰される。 1973年   京都府より美術工芸功労者顕彰。勲三等端宝章を受章。  1984年   京都市名誉市民となる。文化勲章を受章する。... 

  • 上村 淳之 / Atsushi Uemura

    1933年  上村松園の孫として京都市に生まれる(本名:淳) 1953年  京都市立美術大学日本画科入学        祖母松園の没後空家になっていた奈良県平城の唳禽荘に移り住む 1959年  京都市立美術大学専攻科を修了 1972年  京都市立芸術大学助教授に就任        この年から画号「淳之」を用いる 1997年  「画業三代の精華上村淳之・松篁・淳之展」開催        京都市立芸術大学教授を退任、同大学副学長に就任 2002年  日本芸術院会員となる   2010年  平城京跡第一次大極殿内壁画制作 2013年  文化功労者に選出... 

  • 中島千波 / Chinami Nakajima

    桜の古木を描いた日本画で多くの人々を魅了する日本画家。 1945年 日本画家・中島清之の三男として長野県上高井郡小布施村に生まれる。  東京芸術大学日本画科卒業。 1987年4月月〜NHK「今日の料理」の表紙絵を担当する。(3年間) 2002年 NHKテレビ・趣味悠々「花を描く—中島千波日本画基礎講座—」に出演 2004年 成田山東京別院 深川不動堂内仏殿 宝蔵大日堂天井画<大日如来蓮池図>完成 2013年 新歌舞伎座緞帳<春秋の譜>完成 

  • 加藤 泉 / Kato Izumi

    1969年島根県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。 胎児、昆虫、子供、植物、人間などの中間を思わせる、原始的で匿名的な生命体を主なモチーフとして、有機的なフォルムを特徴とする油彩画や木彫を制作。 主な個展「クリテリオム46 加藤泉」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2001) 

  • 千住 博 / Hiroshi Senju

    東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。 1995年「ベネチア・ビエンナーレ」に「ザ・フォール」を出品し、東洋人として初めて名誉賞を受賞。 2020年には和歌山県にある 世界遺産・高野山 金剛峯寺にふすま絵を奉納するなど、日本国内外で広く活躍している。 

  • 南 桂子 / Keiko Minami

    1911年-2004年 富山県生まれ。 高等女学校在学中から絵画制作に興味を抱き、詩を試みたり、壺井栄に師事して童話を学ぶなど、多岐にわたる創作活動に取り組みました。しかし、浜口陽三との出会いがきっかけで、銅版画の世界に魅了されることとなりました。 約40年にわたり、南桂子の作品のモチーフはほぼ一貫しており、鳥、少女、孤立した一本の木などがその中心です。 一人で立ち上がる姿や静かに立ち止まる姿、透明感に満ちた世界が描かれています。その絵の中には、孤独とそれを克服した幸福が穏やかに調和しているかのような雰囲気が漂っています。 銅版画特有の肌合いは、この静かで繊細な世界を表現するのにぴったりです。優しさや寂しさ、憧れ、そして希望などが、淡い色彩として輝く光の粒子のように、作品にちりばめられています。 

  • 奈良美智 / Yoshitomo Nara

    日本の青森県出身の画家・彫刻家。 世界的に評価されている美術作家で、ニューヨーク近代美術館やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど日本の現代美術の第2世代を代表するひとり。 大きな瞳でこちらをじっと見つめる少女をモチーフにしたドローイングや、アクリル絵具による絵画で知られる。 

  • 小倉 遊亀 / Yuki Ogura

    1895年    滋賀県大津市丸屋町に生まれる。 1917年    奈良女子高等師範学校を総代で卒業する。 1920年   大磯に安田靫彦を訪問。入門が許され、指導を受ける。 1926年   第十三回院展に「胡瓜」が初入選する。 1932年  日本美術院同人に推挙され、女性で初めての同人となる。 1938年  山岡鉄舟門下の禅徒小倉鉄樹と結婚する。 1962年  「母子」(第四六回院展出品)が第十八回日本美術院賞を受賞。... 

  • 山中現 / Gen Yamanaka

    山中現(やまなかげん) 1954年 福島県に生まれる。 1978年 東京芸術大学美術学部油画科卒業 1999年 ぶどうの国国際版画ビエンナーレ(山梨県立美術館) 絵本の挿絵も担当しており、代表作に「ついていったちょうちょう」(作:新美南吉)や、「こもりうた」等がある。 白や黒、グレーを基調にした作品を生み出し、宇宙や夜を背景に、棒状のかたちをした有機体が登場するシリーズを発表しました。 木版画の柔らかいタッチと、不思議で可愛らしい雰囲気が人気の版画家です。 

  • 山本 桂右 / Keisuke Yamamoto

    1961年大阪府生まれ。 1986年 金沢美術工芸大学大学院修了。 1993年 さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ大賞受賞。 1995年 文化庁在外研修員としてイタリアへ留学。 1998年 現代日本美術展和歌山県立近代美術館賞受賞。 日本版画協会会員。 がらんとした薄暗い室内、やわらかく差し込んで来る窓辺の光。光と影のモノクロームな静寂した世界を 描き続けている。 

  • 岡本太郎 / Taro Okamoto

    1911年 東京生まれ。 1929年 慶應義塾を卒業。東京美術学校洋画科に入学するも半年で中退。 父のロンドン軍縮会議取材に伴い渡欧。 1930年 ソルボンヌ大学哲学科で哲学、心理学、民俗学を学ぶ。1940年 パリ陥落に伴い帰国。1942年 召集され、中国にて軍隊生活を送る。1946年 東京都世田谷区上野毛にアトリエを構える。1948年 花田清輝、埴谷雄高らと「夜の会」結成。1954年 青山にアトリエを移し「現代芸術研究所」を設立。「今日の芸術」刊行。1970年 大阪万国博覧会のシンボル「太陽の塔」制作。1996年 逝去。享年84歳。 

  • 平松礼二 / HIRAMATSU Reiji

    日本画家。多摩美術大学教授、了徳寺大学学長を歴任。 近年はフランスでの個展や「ジャポニスムシリーズ」の熱心な制作といった活動によって功績が高く評価され、フランス共和国芸術文化勲章を授与されました。 「路シリーズ」や「ニューヨークシリーズ」、そしてクロード・モネの睡蓮にインスピレーションを受けた「ジャポニスムシリーズ」などがライフワークであり、代表作です。 伝統的な日本画を受け継ぎながらも常に新しい画風への挑戦を試み、国内外で「現代の琳派」と称され、高く評価されています。 

  • 後藤 純男 / Sumio Goto

    1930年 千葉県の真言宗住職の家に生まれる。 1946年 山本丘人に師事。 1949年 田中青坪に師事。 1952年 再興第37回院展で「風景」が初入選。 1965年 再興第50回院展で「寂韻」が日本美術院賞・大観賞受賞。 1969年 再興第54回院展で「淙想」が日本美術院賞・大観賞受賞。 1976年 再興第61回院展で「仲秋」が文部大臣賞受賞。 1979年 現代日本絵画展代表団の一員として初めて中国を訪問。 これを機に、毎年のように中国へスケッチ旅行に出かける。 1981年 ネスカフェゴールドブレンドCMに一年間起用される。 1986年 中国・西安美術学院名誉教授となる。 再興第71回院展で「江南水路の朝」が内閣総理大臣賞受賞。... 

  • 斎藤清 / Kiyoshi Saito

    1907年 福島県会津坂下町に生まれる。 1931年 上京し独学で絵を学ぶ。 1936年 初めて木版画を制作。第5回日本版画協会展に出品し初入選。 1937年 第12回国画会展版画部門に初入選、没年まで連続出品。 1951年 サンパウロ・ビエンナーレに「凝視(花)」を出品。 1957年 第2回リュブリアナ国際版画ビエンナーレに出品し受賞。     アジア・アフリカ諸国国際美術展に出品し受賞。     「斎藤清木版画展」ワシントン・コーコラン美術館にて開催。 1970年 連作「会津の冬」最初の20点を発表。鎌倉市に転居。 1977年 「斎藤清展」開催のためチェコスロヴァキアを訪れる。 1981年 勲四等瑞宝章受章。 1995年 文化功労者に顕彰される。... 

  • 星襄一 / Joichi Hoshi

    1913年 新潟県北魚沼郡に生まれる。 1932年 台南師範学校卒業、現地にて教職を13年間務める。 1946年 台湾より引揚げ、謄写版印刷業を営みながら孔版画を始める。 1949年 日本版画協会展で根市賞受賞。 1956年 42歳で武蔵野美術学校西洋画科を卒業、木版画を独習。 1959年 第39回国画会展で国画賞受賞。 1960年 国画会会員に推挙される。 1965年 十日町市の江戸屋織物の依頼により木版手摺り塩瀬帯の製 作に携わる。 1976年 「星襄一 木版画自選展」全国7都市で開催。 1978年 「第2回日本縦断 星襄一... 

  • 李 禹煥 / リ・ウファン

    大韓民国に生まれ、日本を拠点に世界的に活動している美術家。 日本の現代美術の大きな動向である「もの派」を理論的に主導したことで有名である。直島に安藤忠雄とのコラボレーションによる李禹煥美術館が開館。 ヴェルサイユ宮殿で特別展を開催した。 

  • 村上 隆 / Takashi Murakami

    1962年 東京に生まれる。 1986年 東京芸術大学美術学部日本画科卒業。  1991年 個展「TAKASHI,TAMIYA」で現代美術アーチストとしてデビュー。  1993年 東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。  1994年  ロックフェラー財団のACCグラントによりPS1.ARTPROJECTの招待を受け、  ニューヨークに滞在。N.Y.スタジオを設立する。 翌年帰国し、埼玉県朝霞市に自身の作品制作スタジオと若手アーチストの育成・プロデュースの場を兼ねたHIROPON FACTORY(現Kaikai Kiki)を発足。  2019年 ドラえもん展2019でドラえもんとコラボレーションした作品を制作。  作品は日本アニメをベースに敷いたポップな作風が有名だが、その裏には日本画の持つフラット感、オタクの文脈とリンクした緻密さ、またヒエラルキーに裏付けられた西洋至上主義に対する決別といった現代日本固有のキーワードが隠されている。  現在ニューヨーク市ブルックリンと日本を行き来しながら作家活動を続ける一方で、アーチスト集団ヒロポンファクトーを主宰し、商品開発、出版などのメディアを巻き込む多角的活動や若手アーチストの育成とともに展覧会企画商品開発、アートマーチャンダイズの開発販売、アートイヴェント製作、アーティストのマネージメント等を手掛ける。... 

  • 棟方 志功 / Shiko Munakata

    1903年 青森県青森市に鍛冶屋の子として生まれる。小学校を出ると青森地裁の給仕になり、絵画を独学で勉強。 1921年    ゴッホの「ひまわり」に感動して画家を志す。 1926年    版画家川上澄生の作品を見て感動し版画を志すきっかけとなる。 1928年    版画家平塚運一のもとで版画を学び始め、本格的な木版画制作が始められる。帝展で初入選した。  白日会に油絵、日本創作版画協会、春陽会に木版画を出品する。 1936年    国画会に出品した「大和し美し」が出世作となり、これを機に柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎ら民芸運動指導者に見出され知遇を受け、以降の棟方芸術に多大な影響を及ぼすことになる。 1937年    国画会同人となる。 1938年   ... 

  • 瀧下和之 / Kazuyuki Takishita

    1975年 熊本県生まれ。 1999年 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。 2001年 東京藝術大学大学院(描画装飾デザイン専攻、中島千波研究室)修了 。 大学2年の時に本来の右利の手ではない左手で描いた落書きの面白さをきかっけに鬼を描き始め、以降鬼は彼のライフワークとなる。 最初は鬼と共に桃太郎も描いていたが、見る方の イメージを膨らませるため描かなくなる。 地元の中央町が合併し「美里町」となる際に、自身のデザインした町章が採用される。 

  • 熊谷守一 / Morikazu Kumagai

    1880年 岐阜市の初代市長熊谷孫六郎の三男として生まれる1900年 東京美術学校西洋画家選科入学。1909年 第三回文展に「蝋燭」を出展。1947年 二紀会創立に参加。1964年 パリで熊谷守一大個展が開かれ、好評を博す。1967年 文化勲章受章者に内定するも「これ以上人が来るようになっては困る」と辞退。1972年 勲三等叙勲の内示があるが辞退。1976年 「アゲ羽蝶」が絶筆となる。1977年 死去。享年97歳。 2013年 山崎努主演で熊谷守一の晩年のある1日を描いた映画「モリのいる場所」が公開。妻役を樹木希林が演じた。 

  • 畦地梅太郎 / Umetaro Asechi

    愛知県出身。版画家。 「山」や「山男」をテーマにした多くの作品を制作し「山の版画家」と呼ばれる。自らも山を歩き、山を愛した。 

  • 絹谷幸二 / Koji Kinutani

    1943年 奈良市に生まれる。1962年 東京芸術大学油画科入学。1966年 小磯良平教室卒業。大橋賞受賞。1968年 独立美術協会会員に推挙される。1971年 イタリアに留学し、アフレスコ古典画を研究。1977年 文化庁在外研修員に選出され、イタリア、メキシコ留学。1993年 東京芸術大学教授に就任。1997年 長野冬季オリンビック公式ポスターを制作。1999年 東京美術倶楽部東京アートフェアにて個展開催。2000年 フランス造幣局の依頼でブロンズ像「千の夢をもつ男」製作(パリ造幣局美術館に展示)。 

  • 織田 広比古 / ODA Hirohiko

    1953年-2009年 1953年 織田広喜の長男として東京に生まれる1976年 東京造形大学卒業1985年 二科展初出品特選受賞1986年 現代日伯美術展にてmoa美術館賞受賞1988年 上野の森絵画大賞展フジテレビ賞受賞      二科展にてパリ賞受賞1994年 二科展にて会友賞受賞2001年 二科展にて会員努力賞受賞/安田火災選抜選奨展に出品2009年 逝去 

  • 舟越 桂 / Katsura Funakoshi

    彫刻家、版画家。父は彫刻家舟越保武。東京造形大学卒。 1976年より新具象彫刻展に発表。1982年初個展。1988年ベネチア・ビエンナーレに出品。1993年神奈川県立近代美術館で個展。 等身大の木彫人物像を制作。モデルに似せる技もさることながら、全体に漂う乾いたモダンな感覚は、彫刻界に新風をおこした。2011年紫綬褒章受章。 

  • 葛飾北斎 / Hokusai Katsushika

    江戸時代後期の浮世絵師。代表作は「富嶽三十六景」 大胆な構図、強く斬新な色使い、遠近法を用いながらも主役にきちんとスポットが当たる技法などが海外でも評価を受け、ジャポニズムブームを牽引。 ゴッホ、ルノワール、ゴーギャン、モネなども葛飾北斎の浮世絵の影響を受けた。 

  • 藤城清治 / Seiji Fujishiro

    1924年生まれ。影絵作家。キャラクター「ケロヨン」の原作者。 自ら編み出した方法で剃刀と数百色のカラーフィルターを操り、こびとや猫などの愛らしいモチーフから聖書、童話の世界、綿密な風景画など幅広いテーマで独特の世界を創り続けている。 「暮しの手帖」や朝日新聞などへの連載、絵本や画集などの出版物多数。 数千点に及ぶ作品は、2013年に開館した〈藤城清治美術館 那須高原〉に常設展示されているほか、国内外各地での展覧会で多くの人に感動を与え続けている。 

  • 藤田嗣治 / Tsuguharu Foujita

    エコール・ド・パリ(20世紀前半、フランス・パリでボヘミアン的な生活をしていた画家たち)を代表する画家の一人。 キュビズムや素朴派、シュルレアリスム、抽象絵画などの前衛美術に触れ、藤田は日本画の技術を油彩画に取り入れた独自の画風を確立。 裸婦や猫を主題とした絵画で知られ、「乳白色の肌」は藤田の代名詞にもなっている。 また、大変な猫好きで知られ、藤田の絵には度々猫が描かれています